作家・瀬戸内寂聴がライフワークとする、先駆的な女性の伝記小説11作品を紹介します。1961年に発表した小説「田村俊子」を皮切りに瀬戸内は、「かの子撩乱」(岡本かの子)、「お蝶夫人」(三浦環)、「遠い声」(管野須賀子)など、恋、思想、芸術に生を燃焼させた女性の伝記小説を書き継いできました。それら代表作を展観し、女性の生き方を考える機会とします。特に福岡県出身の伊藤野枝を書いた「美は乱調にあり」「諧調は偽りなり」については詳しく紹介いたします。
【チラシ】PDFファイルダウンロード(1.07 MB)
【日程】 平成25年11月2日(土)~12月15日(日)
【会場】 北九州市立文学館1階企画展示室
【開館時間】
火曜~金曜/9:30~19:00(入館は18:30まで)
土曜・日曜・祝日/9:30~18:00(入館は17:30まで)
【休館日】 毎週月曜日 月曜日が休日の場合は翌日休館
【観覧料】 大人500円、中高生200円、小学生100円
【協力】 徳島県立文学書道館
【後援】
朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社、西日本新聞社、NHK北九州放送局、RKB毎日放送、九州朝日放送、TNCテレビ西日本、FBS福岡放送、TVQ九州放送
【展示内容】
瀬戸内寂聴原稿、執筆資料、評伝対象人物関連資料など約200点程度。本展オリジナルDVD(徳島県立文学書道館制作)も放映する。
【関連イベント】
○開会記念講話
日時 平成25年11月2日(土)11:00~12:00
講師 竹内紀子氏(徳島県立文学書道館学芸員
○矢野寛治さん講演会
日時 平成25年11月23日(祝・土)13:30~15:00
講師 矢野寛治氏(書評家、映画評論家、『伊藤野枝と代準介』著者)
会場 北九州市立文学館
テーマ 伊藤野枝の影と光
定員 100名
○文学講座(全2回)
講師 今川英子(北九州市立文学館館長)
日時 ①平成25年11月9日(土)13:30~15:00
テーマ:平塚らいてふと「青鞜」
②平成25年11月30日(土)13:30~15:00
テーマ:岡本かの子
会場 北九州市立文学館
定員 50名
○企画展協賛映画祭
■期間:11/30(土)~12/20(金)
■上映作品:
『夏の終り』(2013年)
原作:瀬戸内寂聴 監督:熊切和嘉
出演:満島ひかり 綾野剛 小林薫 他
『アンナ・カレーニナ(2012年)
原作:レフ・トルストイ 監督:ジョー・ライト
出演:キーラ・ナイトレイ ジュード・ロウ アーロン・テイラー=ジョンソン 他
■会場:小倉昭和館
■料金:2本立て1,000円(サービスデイは800円)
詳細は昭和館(小倉北区魚町4-2-9/093-551-4938)お問合せください。
【お問合せ】 北九州市立文学館 tel: 093-571-1505 fax:093-571-1525